2006『仮説思考』内田和成
[構成]
序章 仮説思考とは何か
■情報が多ければ正しい意思決定ができる?
■早い段階で仮説をもてばうまくいく
■現時点で「最も答えに近い」と思われる答え
■仮説思考を身につけるために
第1章 まず、仮説ありき
1,なぜ仮説思考が必要なのか
2,先見力と決断力を支える
3,情報は集めるよりも捨てるのが大事
4,大きなストーリーが描けるようになる
第2章 仮説を使う
1,仮説をもって問題発見・解決に当たる
2,仮説・検証のプロセスを繰り返す
3,仕事の全体構成を見通す
4,人を動かすのに必要な大局観
第3章 仮説を立てる
1,コンサルタントが仮説を思いつく瞬間
2,分析結果から仮説を立てる
3,インタビューから仮説を立てる
4,仮説構築のためのインタビュー技術
5,仮説を立てるための頭の使い方
6,よい仮説の条件ー悪い仮説とどこが違う?
7,仮説を構造化する
第4章 仮説を検証する
1,実験による検証
2,ディスカッションによる検証
3,分析による検証
4,定量分析の基本技
第5章 仮説思考力を高める
1,仮説思考力を高める
2,日常生活の中で訓練を繰り返す
3,実際の仕事の中で訓練する
4,失敗をおそれるなー知的タフネスを高める
[内容]
やみくもに情報を集めてから考えようとする網羅思考は、非効率であり、仮説(まだ証明していないが、最も答えに近いと思われる考え)を立てることで仕事のスピードが格段に早くなる。なぜなら、先見性と決断力を支えてくれるようになるため、大きなストーリーが描けるようになすのである。仮説思考を用いて仮説を立て、分析して証明する・・・この仮説と検証の繰り返しによって、仮説思考は強化されていくことを主張し、この仮説思考力を高めるにはどうしたらいいのかまで教えてくれる一冊。
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拓さんご紹介の一冊。
網羅思考しがちなので、それがいかに非効率的なのかを学んだ。
具体的な考え方が紹介されているので何回も読み直して血肉化させたい!!
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