『まんがで身につく 孫子の兵法 ((Business Comic Series))』長尾一洋(著)、久米礼華(まんが)
<この本を読んだ目的>
たまたま、譲り受けて「孫子の兵法て聞いたことあるけど、中身知らないなー」と思い。
<どんな本か>
2500年前から、世界中の成功者に読まれている『孫子』をまんがのストーリーに乗せて、わかりやすく解説してくれている一冊。
<感想>
恥ずかしながら、まんがという形ですが初めて『孫子』に触れました。
「あー聞いたことあるな」というものもいくつか。
正直、まんがで理解しきれないものが多かったが、私のように全くふれたことがないという人にとっては入門の入門編という感じでオススメです。
個人的に最も心に残った金言だけ抜粋↓
『昔の善く戦う者は、先ず勝つ可からざるを為して、以て敵の勝つ可きを待つ。勝つ可からざるは己に在り、勝つ可きは敵に在り。』
→「昔から、戦いの巧みな者は、まず敵が自軍を攻撃しても勝てないようにしておいてから、敵は弱点を露呈し、自軍が攻撃すれば勝てるようになるのを待ち受けたものである。負けないようにすることは自分自身でできることだが、自軍が敵に勝つかどうかは敵軍によって決まることだからだ。」
まず、負けないように備えを万全にしておいてから、敵に勝つことを考えよという孫子の教え。
たしかに、負けないようにすることは自分でできることだから、まずはそこをサボらずに足元を固めることが大事。
0コメント