こんにちは!
本日はこちら。
『僕らが毎日やっている最強の読み方―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意』(池上 彰 (著), 佐藤 優 (著))
です。
「広報会議」のメルマガでおくられてきた、広報担当者が読むべき一冊の中に紹介されていた一冊。
情報収集、と一言で言っても、いろんなやり方があるので、お二人はどんなやり方をしているのか知りたく読んでみました。
<どんな本か>
ジャーナリスト・池上彰さんと、作家・佐藤優さんによる共著。
実際にお二人がどのように日々情報収集しているのかを紹介してくれています。
世の中「知る」には新聞、世の中を「理解」するには書籍がベース
まず、いろんなメディアがある中で、お二人に共通しているのが、情報源となるのが「新聞」ということ。新聞を読むことがまず大前提、とおっしゃられています。
ただ、新聞だけで良いということではなく、実はいちばん大事なのはすべての土台となる基礎知識である、ということも強調されています。
たしかに、基礎知識がある・無い、で同じ情報でもそこから得られる情報や情報の吸収性は段違いに変わってきますよね。
頭が良いなーという人は、情報処理能力が高いだけでなく、基礎知識がしっかりと土台としてあるからこそ、その上にさらに乗ってくる情報への感度が高いし、頭の中に蓄積されていきますよね。
読み方
◇新聞
「飛ばし読み」が基本。
朝刊の文字数はおよそ20万字。書籍にすれば新書2冊分にあたるので、じっくり読んでいたらそれだけで1日が終わってしまう。
◇雑誌
「娯楽」と「実用性」の要素があるが、「雑誌は娯楽で読むもの」と考えるのが基本。
◇週刊誌
おおまかな世間の雰囲気をつかむ。
世の中で何が話題になっているのかをチェックするのに便利。
▶雑誌・週刊誌は、読む時間の「器」を決めて、「拾い読み」を基本とする。
ちょっとした空き時間には雑誌、まとまった時間には書籍を。
◇ネット
新聞や雑誌がもつ「編集」と「校閲」という重要な2つの機能が欠如しているため、ネットからはいかに玉石混交の中から「玉」の情報を得るかがポイント。
人から情報を得る7つの極意
1,斜めの人間関係を重視する
2,「初々しさ」を出して「いい聞き手」になる
3,数年上の先輩に「白い勉強」と「黒い勉強」を教えてもらう
4,人の話しを聞く時は「緩やかな演繹法」でのぞむ
(きっちり下調べをしたうえで、いかにそれを崩せるか)
5,複数のしゃべる人の断片情報をつなぎ合わせる
6,セミナー、後援会、異業種交流会を上手に活用する
7,飲み会で仕入れた情報は、翌日「知らないふり」をする
二人が読んでいるリスト内で、自分も読むリストメモ
・新聞各紙
・週刊誌
∟週刊東洋経済 / 週刊ダイヤモンド / 週刊エコノミスト
<まとめ>
忙しい中でも、情報収集を基本と捉え、きちんと決めた時間でインプットを実行されているのがとても印象的だった。
佐藤さんは毎月、90近い原稿締切をかかえる中でも、上記の画像のように、情報収集の時間を確保。
「時間が無い」を言い訳にせず、実践していきたいと思いました。
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