こんにちは!
最近バタバタしてて、きちんと本が読めていない…涙
ただ、時間が無いというのは言い訳に過ぎないので、しっかりと時間を確保して、目の前のことに忙殺されずに過ごせるようにしたいなと、反省。
一旦、私の反省は置いておき…。本日ご紹介するのはこちら!
『働く大人のための「学び」の教科書』中原 淳
です。
何か調べ物をしているときに、アマゾン先生にリコメンドされて、
たしかに「学び方」って体系立てて教えてもらったことないなーと思い読んでみました。
ただ、これターゲットが30-40代の人向けだったらしい笑
それでも勉強にはなりました!
<どんな本か>
人生100年ライフを生き抜くスキルとして、いかに学び続けていくことが大切か、具体的にどのようなスキルが必要なのか、を教えてくれる一冊。
僕たちはなぜ学び続けなければならないのか?
古代社会においては、社会は非常に安定的で、かつ変化に乏しいものでした。人は一生のうちに、ひとつの「出来上がった世界」にしか相対しなかった。
だから、一度「大人」になれば、そのまま「大人」でいることができた。
しかし、我々の生きる「近代社会」においては、「社会は進歩する」という概念が加わります。そこで、人が一生において相対する世界は「ひとつ」ではなくなり、次々に変化し続けていきます。
時代Aにおいては「大人」の状態になれたとしても、進歩した時代Bにおいては大人のままではいられず、次世代の子どもと同じ立ち位置に立ってしまうことになります。
すなわち、何もしなければ、せっかく「大人」になれたとしても、「次の時代の子ども」と「同レベル」の立ち位置になってしまうのです。
そこで、
大人である私たち自身が、どうなりたいかを自分で決め込み、腹をくくる、ということが必要になります。
「大人の学び」3つの原理原則
①背伸びの原理
→「今日の背伸びは明日の日常」
人間の能力を伸ばすには、今ある能力では実現は難しいけれど、なんとかがんばればやれそうなことへの挑戦、すなわち「背伸びしてできること」が必要。
「①コンフォートゾーン」にいては、成長できない。ただ、一気に「③パニックゾーン」にいってしまっては不安どころで、逆に成長が見込めない。
「②ストレッチゾーン」にて成長することがとても大事ということ。
そして、どんな背伸びはよいのか?ということは、まずやってみないとわからない。自分がワクワクすること、興味関心がわくことから初めて、続けていくことが大切。
②振り返りの原理
振り返りとは、「過去の自分の行動を見つめ直し、意味づけたうえで、未来に何をしなければならないかを、自分の言葉で語れるようになること」。
「経験」しただけでは、そのまま放置しておいても、学びにはつながりません。経験を学びに変えていくために必要なのが「振り返り」という活動です。
振り返りは、
(1)What?(過去に何が起こったのか?)
(2)So what?(どのような意味があったのか?何がよくて何が悪かったのか?)
(3)Now what?(これからどうするのか?)
この3つの問に対して、考えを巡らすことで深まっていきます。
本の中で、振り返りがいかに重要か記載されている箇所が非常に印象的だったので、下記にて引用します。
フランスの文豪家ブールジュという人の名言にこんなものがあります。
『自分の考えたとおりに生きなければならない。そうでないと、自分が生きたとおりに考えてしまう』
この世には2つの生き方があります。ひとつは、「世間うあ押し寄せる雑事に流され、自分が生きたとおり、生きてしまう生き方」。
一方で「折に触れて生き方を考え、考えたとおりに生きる生き方」があります。
…まったくの思慮なく、押し寄せる雑事に自分の生き方を任せてしまうのは、不確実な世の中にあっては、「漂流」にほかなりません。
折に触れて、自分を俯瞰的に見つめ、考え直す勇気と機会を持ちたいものです。
たしかに、自分はこうしたい、という意志を持って生きないと、ただ漂流するだけ、人に流されるだけの人生になってしまうな、と。
③つながりの原理
「成長の幅」を引き伸ばしていくためには、他人からの援助や関わりが必要である。
また、人は地鶏ではなかなか変わることのできない「脆弱な存在」。だから、人とのつながりの中で変わっていく、他者を鏡にしながら変わっていくということが非常に重要になるのです。
「大人の学び」7つの行動
行動①タフアサインメント=タフな仕事から学ぶ
行動②本を1トン読む
行動③人から教えられて学ぶ
行動④越境する
行動⑤フィードバックをとりに行く
行動⑥場をつくる
行動⑦教えてみる
<まとめ>
最後に印象的だった、考え方をメモ。
「何しているのですか?」「エンジンをつくっています」という答えは、会社でやっていることを答えていることにすぎません。
「あなたは何ができるのですか?」という問いに「これができます」と答えられる自分になりたい
組織の中にいて、肩書があると安心感がある。
今は「広報」という肩書をもらって、仕事をさせてもらっている。
だけど、私から「Makuakeの広報担当」という肩書をとったときに綿入に残るものは何か。
「これができます」「これが得意です」ときちんと伝えられるように。
学び続けようと思いました。
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