『戦略読書』三谷 宏治
【どんな本?】
私たちは読んだ本でできている―。ビジネス、SF、科学、歴史、マンガ、心理、哲学…他「何を」「いつ」「どう」読むかを戦略的に変えてコモディティ化しない自分をつくる「読み方」大全。
【目次】
はじめに
序章 戦略読書のススメー読書には戦略が必要なのだ
第1章 読書ポートフォリオ・シフトーセグメント管理で資源配分を変える
第2章 セグメント別ワリキリ読書ー読み方を変えて効率的にリターンを得る
第3章 発見型読書法ー5つの視点で5倍読み取る読め方革命
第4章 知のオープン化ー書斎と本棚の魔法の1冊
終章 知と行のサイクルー読書→思索・行動→発信→スキル
おわりに
【memo】
・人の体が食べる物からできているように、人(の精神)は読むものからできている
・読書で「想像力」「批判的思考力」「メタ認知力」を鍛えて「自由になる」
※メタ認知力:自己コントロールを支えるためのもの。自己を客観視し、変革できる力。それが適切な自己コントロールにつながる
・自分をこれまでより少しだけ、取り換え困難で、少数しか存在しない価値ある存在にしていくことが必要。つまりそれは、自身をオリジナリティある、時間効率の高い人間に高めていくということ
・セグメントごとに読み方を変える
①ビジネス基礎:少数の個展をじっくり読む。応用読書の基礎をつくる
②ビジネス応用:成功・失敗事例やファクトのみをピックアップし、新しいコンセプトやフレームワークの学習は最小限にとどめる
③非ビジネス基礎:ヒトやコトの本質に迫る本を選んでじっくり読む
④非ビジネス新奇:売れたものや信頼する人のオススメ本を斜め読み
・社会人1年目でも仕事に埋もれずに本を読む!
「便利な作業者」仕事を断りもせずどんどんこなしてくれるので、仕事がさらに集まります。そうして作業だけを没頭して1年ほど経ったとき、その職場の常識に染まった、自分でものを考えない「スーパー作業者」ができあがるわけです。
・修羅場で笑えなきゃプロじゃない
・トップに立つとは前人未到の世界に足を踏み込む者になるということ
・読書ポートフォリオマトリクス
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自分が、がむしゃらに読書していたことを実感。改めて自分の読んだ本を見なおしてみると、「自己啓発本」とかに偏っている。
「読書」は手段であり、目的である訳だから、戦略立てはかなり有効であると感じた。
就職前に読んで良かったな、という感想。
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