世界のエリートが学んできた 「自分で考える力」の授業

『世界のエリートが学んできた 「自分で考える力」の授業』狩野 みき


【どんな本?】

「考える力」をつけるために、どんなステップで自分の意見を作り上げていけばいいかを教えてくれる一冊。


【目次】

Lesson1 「自分の意見」の作り方ーなぜ、私たちは「想定外」に弱いのか

Lesson2 理解を深めるー「事実らしきもの」を前に考えをとめない

Lesson3 視点を増やして発想を広げる

Lesson4 未来のシナリオを現実的な選択肢を手に入れる

Lesson5 上手に「意見を交換する」ために欧米人が持っているルール

Lesson6 「?」に気づくことが「考え」のはじまり


【memo】

・「自分の意見の作り方」3ステップ

STEP1:<あること>について自分はどれだけ理解しているのか、確認する

STEP2:<あること>について理解できていないことは何か把握し、「理解できていないこと」を解決するために、調べる

STEP3:自分の意見を持つ

・あんまり良くわかってないのに反対するのは「印象」にすぎない

・理解を深めるための4つのステップ

①情報を本当に理解できちえるかどうかチェックする

②理解できていないことは何か、きちんと挙げてみる

③「理解できていないこと」なくすための、効果的な質問を考えてみる

④実際に質問するクセをつける

・「良い質問」のポイント、12か条

①「いつ、どこで、誰が、何を、どのように」

②「なんのために?」「なぜそう言えるのか」

③情報にツッコミを入れる

④必然性を問う

⑤データなどの正当性・妥当性を問う

⑥あいないな言葉をチェックする

⑦似て非なるものを引き合いに出す

⑧物事の両面を確認する

⑨きっかけ・起源について尋ねる

⑩なぜ「今」なのか、を問う

⑪長期的な展望について聞く

⑫インタビュワーになったつもりで、背景を尋ねる

・よい質問とは「理解を深め、物事の本質をとらえるための質問」です

・「事実」と「意見」を区別する

・自分とは違う視点や考えというmのは「自分の考えを深めるための肥やし」と思うことが大事

・欲望が複数重なったプロジェクトは成功しない

・意見を交換する14のルール

①この世に絶対的な正しい意見などない、と心得る

②相手にとってわかりやすい言葉と流れで

③これから話す内容の「マップ」を示す

④大事な箇所は表現を変えながら繰り返して

⑤断定的な口調は避けて

⑥反論=人格否定、ではない

⑦NOは相手からの質問だと思おう

⑧相手の話をさえぎらない

⑨「わかったつもり」はNG

⑩相手の意見の丸呑みは「尊重」ではない

⑪相手のペースにのまれない

⑫根拠を聞こう、口に出そう

⑬知ったかぶりをしない

⑭反対するなら代替案を

ーーー

「木を見て森を見ず」に陥りがちな私にとっては、立ち止まって考える時のヒントとして役立つ一冊になりそう!


1、理解を深める

2,視点を広げる

3,未来から、より現実的なアクションを考える

4,「意見」ができる

5,批評・反論を自分のものにして意見を磨き上げる


STEP1をすっとばしていることがあるな、と。

「知ったぶり」をする時があるので、気をつけないとなー。


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