「成長をかけ算にする サイバーエージェント 広報の仕事術」上村 嗣美
【どんな本か】
CAでの広報歴13年の上村さんの著書。
広報を「社会と会社のコミュニケーション・ハブ」と捉え、「広報のしかけ」として上村さんが普段どんなことに気を配っているのか、プロとしてどんな意識で取り組んでいらっしゃるのかをわかりやすくまとめてくださっている一冊。
【目次】
第1章 決して「キラキラ」ではない広報の仕事
第2章 社員数30人から3000人へ 成長する広報の現場
第3章 広報は社長にモノを言う仕事
第4章 「時流」と「社流」をつなぐ広報の仕事術
第5章 広報女性が社会を変える!
【memo】
・広報に取り組む意味=自分たちの商品やしかけろ利用してもらう”しかけ”をつくること
・広報の目的は会社のファンを増やすこと・・・>自分が一番のファンでいること
・広報はコミュニケーションによってファンを獲得していく仕事
・広報担当者は会社のことを語れる(しかも、会社のファンになってもらえるように魅力的に語れる)
・広報3つの基本スキル「読み書き」「聞く話す」「編集力」
・プレスリリース→見出しと一段落目が勝負
∟専門用語は使い過ぎない
∟見出しでニュース性や明確なメッセージを表現する
∟プレスリリースであれば、実際にどのような記事になったのかをチェックし、その後の文章を書く時に活かす
∟タイトルと一段落目でぱっと内容がわかるようにする
∟ニュースポイントがすぐわかるようにする
∟文章のリズムに気をつける
∟コンパクトに情報を伝えるようにする
・広報とは時流と社流をマッチングさせる仕事
∟主要な新聞・週刊ビジネス誌・業界誌・WEB Twitterのトレンドワード・Googleの急上昇ワードランキング
・署名チェックは忘れずに!
∟記者の関心や得意分野、担当業界などをチェックするため
・メディア・リレーションズを円滑に進める「10のマイルール」
1,待たせるという状況をつくらない
2,会社名や媒体名で態度をかえない
3,安易にお願いしない
4,ソーシャルメディアを振る活用する
5,相手の仕事に敬意を払う
6,メディアをコントロールしようとしない
7,すべて自分の実力だと思わない
8,損得で判断しない
9,電話とメール、チャットを使い分ける
10,良い時も悪い時もきちんと向き合う
・情報の量、情報の新鮮さ、そして記者の視点、もっと言えばその先の記者や一般消費者の視点に立った情報の面白さを判断する力が必要
・事業部や生み出した商品やサービスを「広報のチカラで掛け算にする」こと
・ファンになってもらいたいのであれば、まずは自分が一番のファンであれ
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広報担当としての上村さんのプロ意識の高さを感じました。
今の自分は広報担当として、まだまだすぎるな、と感じるとともに、もっともっと出来るな、という印象を持ちました。
広報とは「時流と社流をかけあわせ」、「会社のファンを増やす」仕事。
大好きなMakuakeをもっともっとたくさんの人に知ってもらいたい。好きになってもらいたい。
だからこそ、Makuakeと誰かとの出会いを大事にしていきたいと思いました。
ある人の人生の中にポジティブな存在としてMakuakeが存在できるように、ひとつひとつの露出を大事にしていきたいと思います。
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