シゴトのバイブル 入門編

2006『シゴトのバイブル 入門編』佐々木かをり

[構成]

はじめに

Ⅰ シゴトって、何だろう?〜「働くのって楽しい」らしい〜

Ⅱ わたしのシゴト始め〜目の前のシゴトに、一生懸命熱中した20代〜

Ⅲ 出会いに感謝する〜シゴトの見つけ方、取り組み方〜

Ⅳ 20代の「うまくいく」心構え〜若いからこそできること、気をつけること〜

おわりに


[著者]佐々木かをり

株式会社イー・ウーマン代表取締役社長、株式会社ユニカルインターナショナル代表取締役社長。上智大学外国語学部比較文化学科卒業後、1987年、(株)ユニカルインターナショナルを設立。96年より毎夏「国際女性ビジネス会議」を開催。96年4月には、来日中のヒラリー・クリントン氏との13名プライベート昼食会に招かれる。2000年、(株)イー・ウーマンを設立し、コミュニティーサイト「イー・ウーマン」を開設。フジテレビ「とくダネ!」コメンテーター。多摩大学客員教授。各種政府審議会委員、大手企業などの経営諮問委員をつとめる。「ニュースステーション」元リポーター、「CBSドキュメント」元キャスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


[紹介文]byアマゾン

「今の仕事がライフワーク」——そう思って毎日を過ごせたら、素敵だと思いませんか?

なぜ仕事するんだろう? 今の仕事は自分に合ってない気がする……そんな風に思って働いている人も多いことだろう。「ニート」の増加なども社会問題になっているが、働いている若者にも、意欲的な人とそうでない人が存在する。「働く意味なんてお金だけ」と言い切る人、「本当は仕事なんてしたくない」と言う人、志望した企業に入社したのに「想像していた仕事と違う」と言って辞めてしまう人なども少なくない。でも本当は、どんな仕事でも必ず、あなたにしかできない工夫があり、楽しみがあるはず。まずは目の前の仕事に取り組めば、目標や夢がきっと見えてくる。

著者は20代で起業し、現在、2社の社長で2児の母、「とくダネ!」コメンテーターとしても活躍中。時間管理のエキスパートとしても知られる。「やりがい」は、見つけるものではなく、あなたの中に必ずある。著者のポジティブな考え方は、それを教えてくれる。

読めばあなたも、仕事を好きになる!


[覚えておきたいところ]

・人は、出会いの数と体験の数で、器が決まると思っています。その出会いの数が、どれだけ自分と違う年齢や分野の人であるかも大切です。

・働くこととは、ただ「人が動く」ことではなく。「プラスの変化が生まれるように動くこと」

・「楽しい」=どんなに険しい山に登ることがあっても、難しい課題を与えられようとも、わたしなら解決できるのではないだろうかと前向きにとらえて工夫を続け、課題を乗り越えるための準備をし、挑戦するという気持ちが持てるようになること

・ハッピーという感情を作り出す責任が、わたしたち一人ひとりにある

・「work」=機能する・役に立つ→「役に立っている」「機能している」ということが「シゴトをしている」ことになります

・プラスを生んでいないということが、マイナスだ

・「一緒にシゴトがしたい」「この人に頼むとシゴトが早い」「この日とに頼むと、質の高い成果を出してくれる」。そんなことの積み重ねが、評価なのでしょう。

・自分の人生は、自分で責任を持って、自分で選び、自分でつくるんだということ

・自分の力で歩いていくことを心に決める

・あなたを前に歩ませてくれる人たちとの刺激の与え合いこそが、大切なのです。

・不調な時の言い訳に「今のシゴトは向いていない」と使われることが多い

・人間は自分が思い込んだことを、実現させてしまう生き物です

・プラスの成果をつくるために生きているのなら、プラスの成果に結びつくような考えや表現を使うこと

・きっとうまくできる、と信じることが必要

・どんなシゴトでも、「今、任されているシゴトって面白いよ。だって・・・」から話し始めることを繰り返したら、きっと自分のシゴトがスキになります

・「面白いな」と思いながらシゴトに取り組んだら、きっとパワーが出てくる

・シゴトは見て覚えるもの

・うまくいく人・・・学んだことを行動に反映できる人

・働きアリ「2:6:2の法則」…自分は上位20%の組織に貢献する人でいるのかどうあ、を自己チェックしてみる

・行動しながら学び、吸収しながら毎日大きくなる

・たくさんの意見を聞くけれど、選ぶときには自分で選んだことを確信する。選んだらとことん楽しんで、そこでの成功へ自分を導く。成功というのは自分が満足すること

・自分のリーダーは自分。


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佐々木かをりさん。

私の尊敬する女性のうちの一人。

こんなパワフルな女性になることが私の夢であります。

そんな尊敬する佐々木さんが2006年に書かれた一冊。いいタイミングで読めた。

私も運命論者だから、自分がこの時代、この場所にいることには何か意味があるって信じるタイプ。ただ、それは存在することだけでは意味は付与されない。「プラスを生み出してこそ」なのである。

「プラスを生み出してないことがマイナス」

私、今マイナスやん・・・!って思うと…。うん。言葉に出来ないほどに落ち込む。

なんでプラス生み出せていないんだろうか、ってなった時に昨日参加させてもらったイベントで気づいたことがある。

「ベクトルが自分」であったということ。

これをやったら相手にとってプラスかどうか、

ではなく、

これをやったら私はどう見られるんだろう、とか、どう思われるんだろう、とか。

ベクトルがことごとく自分に向いていたことに気がついた。

遠慮する必要はないよって言われてもなぜか遠慮してしまう自分がいたのはこれが原因だったんだ・・・!!!

やっと気づけた…w

自分がどう思われるか、ではなく、相手にとってプラスになるにはどうしたらいいのか。

…がむしゃらにやっている時って気づかないうちにプラスの動きが出来ることが多いのは、ベクトルが自分じゃないからなんだな、と。

気づけて良かった。



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