LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略


『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略』リンダ・グラットン (著), アンドリュー・スコット (著), 池村 千秋 (翻訳)


<この本を読んだ目的>

矢内さんにおすすめしていただいた一冊。

自分の今後のキャリアを考えていくにあたって、どんなことを考えたらよいかのヒントを得たいと思ったため。


<どんな本か>

みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という3つのステージを生きた時代は終わったいま、どのように生きて、どのように働いたら良いのかを提示してくれる一冊。


<覚えておきたいPOINT3つ>

・余暇時間は「レクリエーション」から「リ・クリエーション」へ

→人生が長くなれば、余暇は、新しいステージに向けて自分を再想像するための投資の時間になる

・人生が長くなるほど、アイデンティティは、主体的に築きうるものになっていく
・経済的価値を生むのは、製造ではなく、イノベーション


<引用>

・日本人の女性の70%は、第一子出産と同時に職をやめている

・無形の資産

①生産性資産:人が事後とで生産性を高めて成功し、所得を増やすのに役立つ要素のこと。

②活力遺産:肉体的・精神的な健康と幸福のこと。

③変身資産:自分についてよく知っていること、多様性に富んだ人的ネットワークをもっていること、新しい経験に対して開かれた姿勢をもっていることなどが含まれる。

・将来的には、イノベーション能力と創造性の価値が大きくなり、アイデアの創造を後押しする教育の重要性が高まる

・協力な人間関係を築いている人は、ほかの人の知識を容易に取り込み、自身の生産性を向上させ、イノベーションを促進できる。

・自分のことをよく理解し、よく学ぶためには、ほかの人たちに意見を求め、寄せられた意見について内省することが有効。

単に情報を加えるだけでなく、自己認識と世界の見方を変更することが重要。

・遊びの重要性:あそび=はしゃいで跳ね回る…歩く代わりにスキップし、最短距離ではなく景色のいい行路を選び、目的とりも手段を重んじること。それは、放蕩、過剰、誇張、非効率の世界

・精算的で充実した人生を100年以上生きるうえで核になるのは、セルフ・コントロールの能力。

・これからのパートナー関係に必要なもの…その関係自体が双方に恩恵をもたらすからこそ維持される夫婦関係。

そのような関係は、内省を土台とし、つねに再検討と再構築を受け入れる。それは、不変の関係でもなければ、惰性で継続されるような関係でもなく、二人の間で調整を重ねていく関係。相手と深く関わろうという意思が重要になる。

・実験を通じて、なにが自分にとってうまくいくのか、自分がなにを楽しく感じ、なにに価値を見出すのか、なにが自分という人間と共鳴するのかを知る必要がある

・世界でなにが起きていて、変化に対処するためになにができるかについて、誰もが理解を深める必要がある。


<感想>

ロールモデルがほしいと思い探すこともあるけど、結局はばっちしはまる人なんていないから、その段階で近い人から盗めるところは盗み、次のステージに向かう・・・ということが重要なんだと思う。

結局は「自分で正解にするしかない」ということ。

そして、改めて自分への投資の重要性を実感。

休日ダラダラ過ごしている場合じゃない…(反省)

自分の選択肢をより多くするために、出来ることを多くするために、インプット量をもっと多くしていかないといけないし、アウトプットもどんどんしていかないと。


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