『強みを活かす』曽山 哲人
<この本を読んだ目的>
曽山さんの著書。Makuakeでプロジェクトをご実施いただいたこともきっかけではあるが、曽山さんの考える「活躍する人」のセオリーを整理して理解したかったため。
<どんな本か>
「強みを活かす」をテーマに、自ら強みを見つけるための方法から、チームを巻き込んだやり方、リーダーとしての心得などを教えてくれる一冊。
<覚えておきたいPOINT3つ>
・理解と納得は違う。
つい人は論理で相手を説得して動いてもらおうとします。しかし、相手が論理を理解したからといって動いてくれるかと言えば、そうではありません。なぜなら、人が動くのは感情によってだからです。
・ネガティブに考え、ポジティブに生む。
・自らの能動的な意思を決めて、判断するのが決断。
<引用>
・「強みの押し付け」…あくまでそのリーダーにはよかったやり方であっても、それはそのリーダーが強みを発揮するやり方であり、部下やメンバーに必ずしもあてはまるとは限らない
・強みの源泉は自分の価値観
・人は興味を持つ人に興味を持つ
・月一面談:先月の成果を振り返り、今月の成果のための作戦を話すこと、時々は中長期のキャリアを聞く
・大切なのは、日々目の前の仕事に集中して取り組めているかどうか。全力で毎日のしごとをやれば、自分の成果とともに会社も成長し、その経験それ自体が自分の財産になりますし、いずれ将来の方向性がみえてきた時にそれも目標にすればよい
・自らの能動的な意思を決めて、判断するのが決断です。
・内省するリーダーは育つ。決断経験を内省することが大事。
・ネガティブに考え、ポジティブに生む。
→しらけをうまないために、徹底的に「しらけのイメトレ」を行うのが大事。
台詞そのものはもちろん、誰がその台詞を言うのかも大事。
しらけの台詞と人をセットにしてホワイトボードに書き出す。これらが、この制度やサービスを導入するにあたっての課題。これらすべての課題を解決する必要はなく、メインターゲットとなる人など、キモとなる人を見定めて、「この人のこと台詞はまずいよね」と優先順位をつけて具体的な解決策を考えていきます。
<感想>
曽山さんのメソッドがぎゅぎゅっとつまっていて、非常に勉強になりました。
2年目になり、研修なども無い中で、自分が成長するためには何が必要かを自ら考える機会をつくっていかないと、成長していけないなと実感。
新卒時は受け身でもらっていたが、もっともっとキャリアについてや仕事のやり方など内省する時間をつくっていく必要を感じました。
また、それを一人で行うのも限界があるので、トレーナーやチーム、組織を巻き込んでいく必要も感じたので、定期的に巻き込みながら実行していきたいと思います。
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