『伝説の外資トップが説く 働き方の教科書』新 将命
2015.4.14読了
[構成]
プロローグ
第1章 情熱について
第2章 仕事力について
第3章 学びについて
第4章 人について
第5章 意識と態度について
エピローグ
[内容]
仕事をしていく上で、自分自身とどのように付き合っていったらいいかのアドバイスをくれる自己啓発書である。
アマゾンの口コミに内容が箇条書きになっているものがあったので以下に引用。
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・三つの年齢:「暦年齢」「肉体年齢」「精神年齢」
・成功のパイを最大化する四つの条件:「情熱」「スキル(仕事力)」「マインド(人間力)」「運」
・点火型人間を目指す。
・目標人間の五つのP:「Purpose」「Passion」「Plan」「Priority」「Performance」
・目標設定の5K:「会社」「家族」「経済」「教養」「健康」
・人生に目的を持つ、短期と長期の納得目標を追い続ける、情熱の火を分けてくれる人と付き合う。
・幸せの三条件:やりたいことをやっている、それが人から評価されている、そして収入に結び付いている。
・立てた目標は目のつくところに掲げておく。
・VSOP:「Vitality」「Specialty」「Originality」「Personality」
・「人材」「人財」「人在」「人罪」
・時間の最大特徴:「平等性」「不可逆性」「マネジメント可能性」
・学ぶ習慣は最重要資産
・有用の学七割、無用の学三割
・お薦め本:「人を動かす」「経世瑣言」「論語、孟子」「言志四録」「リーダーの帝王学(伊藤薫)」「徒然草」「現代の経営」
・修羅場をくぐることで力は身につく
・ホンモノ人間とニセモノ人間
・ニセモノ:自分の話ばかり、肩書きにこだわる、私利私欲、小さな仕事を疎かにする、先輩との電話を秘書にかけさせる。
・ホンモノ:相手の話に耳を傾ける、サンキュウメール、用のない人に連絡をする、自分から話しかける、自分の考えをハッキリと表現できる。
・ティーチャーとメンター
・コンペティターとライバル(共に切磋琢磨できるのがライバル)
・自律ができて自立できる
・伸びる人は謙虚な人
・自信→過信→慢心→破滅。自信だけにあるのが「真の謙虚さ」
・素直であるほど人は伸びる
・最大の敵はあきらめ。(と言い訳)
・コツコツカツコツ
・胆識を持つ。
・「決断」「断行」「決定」「実行」(アクションと情報量のマトリックス)
・Timing is money.
・PROとは:Positive、Responsibility(自責)、Objective
・多長根
・三つの労働・朗働、牢働、労働
・運とは運ぶことのできるもの
・運を良くする方法:自分は運が良いと思い続ける、運気をくれる人と付き合う、メンターを三人持つ、学び続ける。
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[著者情報]
新 将命(あたらし まさみ)
株式会社国際ビジネスブレイン代表取締役。1963年東京生まれ。早稲田大学卒。シェル石油・日本コカコーラ・ジョンソンエンドジョンソン・フィリップスなどグローバル・エクセレント・カンパニー6社で社長職を3社、副社長を1社経験。2003年から2011年3月まで住友商事株式会社のアドバイザリー・ボード・メンバーを務める。長年の経験と実績をベースに、国内外で「リーダー人財育成の氏名に取り組んでいる。希薄な虚論や空論とは異なり、実際に役立つ”実論”の提唱を眼目とした、独特の経営論・リーダーシップ論に定評がある。
[感想]
何を思ったか、大学1年生の時に大学の生協でゲットした本。なんで1年生の時点でこの本を買おうと思ったのかは全く覚えてないんだけど・・・笑。買って満足したっぽくて読んでなかったので、この機会に読んでみました。
仕事にとりかかる上での前提マインドみたいなものを改めて整理してくれたような感じの印象。割りと朝倉社長の言っていることと似通ったところがあったので「そうよねー」って感じですいすい読めました。
その中でいいなと思うところはたくさんあったけど、「こういう人はニセモノだ」という章の中で「肩書にこだわる人」っていう節に出てきた言葉が気に入りました。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
”「俺は偉い人だ」と思い込んだ瞬間から人は堕落の階段を転げ落ちます”
たしかになーと。
運スタの活動を思い出して心当たりが・・・。
・・・「頭は低く理想は高く」
…早稲田精神忘れちゃいけませんね。
さらっと読めるし、言われてみれば当たり前なことだけど、意識しないといけないなと思えることがたくさん書かれているので、頭の中をスッキリさせたい人にはオススメかもですね。
自分の哲学を有している人には必要ないかもですね。
買ってから3年後にやっと読破できました。よかった
おわり。
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