2010『使ってもらえる広告』須田和博
2015.4.24読了
[構成]
はじめに 見てもらえないんなら、使ってもらうしかないじゃん
第1章 広告なんて、もういらない?!
第2章 コミュニケーションはいま、こんなにデジタル
第3章 いまどきのユーザー(人びと)に接するには?
第4章 「見てもらえる広告」から「使ってもらえる広告」へ
第5章 ユーザーに愛される五つの極意
第6章 未来はルーツの中にある
おわりに やっぱりユーザーが一番エラい!
[著者情報]
1967年新潟県生まれ。株式会社博報堂勤務。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。アートディレクター、CMプランナーを経てインタラクティブ広告の領域へ。紙、テレビ、ウェブなど、あらゆるメディアを使いこなすクリエイティブディレクターとしてコンテンツやサービスを企画制作。ACC賞、TCC新人賞、モバイル広告大賞、東京インタラクティブ・アド・アワードグランプリ、カンヌ国際広告祭銅賞など受賞多数。アジア太平洋広告祭審査員(2009年)。
[感想]
”「見てもらえる広告」から「使ってもらえる広告」へ”
ネットの台頭によって、表現だけで響く広告時代は終わった。
だからこそ、ユーザーの視点に立ちユーザーが使える広告がこれから伸びていくと述べている。
個人的には、『ソーシャルインフルエンス』と通ずるところがあったので、すごく入ってきやすかった。
今までの「大衆」というくくりではくくれない。
"タグ"のような自らの嗜好で群れをなすようになったユーザー。
いくつか事例を出してくれていることもわかりやすかった。
須田さんの絶賛する「UNIQLOCK」
▶http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20081218/1022017/
ブログパーツとして"使う"ことができる。
・・・私自身、あまり世の中の動きに対して「これは広告だろ!」とか思わずに、知らずしらずのうちにのせられていた人間なので「あーこれ流行ってたけど後ろにちゃんと考えていた人たちがいたんだー。偶然じゃなくて必然だったんだー」って思うことが多々ありますね。脳内メーカーとか、まじか!って感じだった。あれも広告なのね!って。
いつだったか、誰かが広告代理店のイメージについて「黒幕」って言ってた意味がすごくわかる。
・・・すごいなぁ
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