2010『ヤフートピックスの作り方』奥村倫弘
2015.4.20読了
[構成]
はじめに
1章 トピックスの作り方
2章 13文字の作り方
3章 コソボは独立しなかった
4章 既存メディア、ネットメディアとの関係
5章 トピックスに載るニュース載らないニュース
[著者情報]
奥村倫弘
1969年大阪府生まれ。’92年、読売新聞大阪本社入社。福井支局、奈良支局、大阪経済部を経て、’98年、ヤフー株式会社入社。現在、R&D統括本部編集本部メディア編集部長
※本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです
[内容]
ヤフートピックスの裏側を教えてくれる。
ネットメディアの特性として"閲覧数"という数字としての結果が現れることで、儲かる記事をピックアップしたい気持ちと一方で、報道としての「閲覧数では測れない社会的価値」を整理して届けることの重要性を述べる。バランスが大事。
[感想]
ネットメディアに関わらせていただくようになって、「閲覧数」を気にする気持ちはよくわかる・・・。閲覧数が伸びるほどに自身が肯定されているような気持ちになるのもよくわかる。
述べられているように「閲覧数では測れない社会的価値」への意識を持っておくことの重要性をひしと感じた。現状のネットの状況では、無責任にいろんな人がいろんな情報を発信することができるようになったことで、本当に知っておくべき情報がないがしろにされているのかな。
目の前の結果に振り回されないで、その先にある"価値"についてしっかりと考えられるようにしておかないといけない。
学んだ。
活かしていこっと。
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