自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND

2009『自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND 』渡辺健介

[著者]渡辺健介(わたなべ・けんすけ)

デルタスタジオ取締役社長

1999年イェール大学卒業(経済専攻)、マッキンゼー・アンド・カンパニー 東京オフィスに入社。ハーバード・ビジネススクールに留学の後、マッキンゼー・アンド・カンパニー ニューヨークオフィスへ移籍。同社を退職後、デルタスタジオを設立。主な著書に『世界一やさしい問題解決の授業』(ダイヤモンド社)


[構成]

まえがき

第1章 ピンキーのサッカー留学

第2章 新しい環境、新しい自分

第3章 赤い魚たちの移住

あとがき


[要約]

IDPM(インディペンデントマインド Independent Mind:IDPM)=幅広い視野、教養、経験に基いて築き上げられた自立した考えと価値観のこと、を身につけることで世間の目や短期的な変動に振り回されずにどっしりとブレずに生きていけるようになる。「物語+コラム」の3章立てで、問題解決や意思決定の力を段階的に培えるようになっている一冊。


[覚えておきたいところ]

・「今日起きたことは全部お前そのもの」

・評価軸×評価シート

「差を感じる機会」を自ら積極的に、絶えず生み出していくことが成長していくためには重要

・たたみ込む力


・この世には絶対にうまくいくものなど、ほとんどない。毎回100点などいらない。打率3割だっていらない、1-2割当たれば儲けもの、ぐらいの気持ちで、どんどんやってみることが重要。

・自分が思い込んでいた「自分らしさ」とは、あくまで特定の環境を前提としていたこと、環境と立場が変われば一瞬にして吹き飛ぶものだった

・目指すべきは、教養と知識と幅広い視野に支えられた自立した考え、そして協調性を兼ね備えた姿


・大海に飛び込め

己れを磨き上げ、真の自信を溜めていくには、生ぬるい「金魚鉢」から抜け出し、自らを崖から「大海」に突き落とさないといけない。自らどんどん仕掛けて、たくさんの修羅場をくぐること。・・・どこにいても意識さえすれば、自分を追い込みさえすれば、身の回りに必ず大海はある。心も頭もぐっと広げて挑戦し、等身大の自分と結果をまっすぐ受け止め、そこから何かを学び、どれだけ真剣に生きるかが重要。

・環境を言い訳にするな。環境は、自ら形作るもの。

・幅広い経験、価値観を試す決断を迫られる修羅場、異なる価値観との衝突などを通じて、自分の医師で己の価値観の核を一つ一つ形作っていくこと。

「甲子園」は自分で作る

大人になったら、自分が心の底から熱くなれる「甲子園」は誰も与えてくれない。

自分は何がやりたいか。

どのように生きたいか。

どのような人間になりたいか。

どのような人生を歩みたいか。

自ら考え、自分の舞台「甲子園」をプロデュースしなければならない。

・ピラミッドストラクチャー http://fk-plaza.jp/Solution/solu_Piramid.htm


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ともえに貸してもらった本。

読めて良かった。

物語で進んでいくため、共感して読み進めながらすっと胸に落ちてくる感覚の中で読めた。

たしかに、かっこいいな、と思える人は必ずと言っていいほど自分の意見を持っている。

着飾るのでもなく、誇張するでもなくブレない意見を言える人はやっぱりかっこいい。

私はまだまだやなぁ。

読書時間も大事だけど「考える」時間をうまくつくれてないなって気づいた。

考えたつもりにならんで、自分と対話する時間をもう少し持ちまひょ。





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