藤田晋の成長論

2011『藤田晋の成長論』藤田晋


[著者]藤田晋(ふじた・すすむ)

1973年福井県生まれ。

97年に青山学院大学経営学部を卒業後、人材紹介・派遣事 業のインテリジェンスに入社。

98年に退社し、サイバーエージェントを設立。インターネット総合サービス企業として、2000年に東証マザーズに株式を上場。

著書に『渋谷ではたらく社長の告白』『藤田晋の仕事学』など、共著に『憂鬱でなければ、仕事じゃない』がある。


[構成]

はじめに

第1章 成長を続けるためには

第2章 コミュニケーション力を高めるには

第3章 折れない心を作るには

第4章 アイデアを実現するには

第5章 本物のリーダーになるには

あとがき


[概要]

環境変化の激しいネット業界を走り続ける藤田社長の考える「成長論」をまとめた一冊。


[覚えておきたいところ]

・物事に行き詰まるとつい一気に問題を解決する策を求めてしまいます。・・・大切なのは、まずは足元をきちんと見つめることです。

・仕事で正解を求めるのは得策だはない

・優秀な人ごど自分を厳しい環境に置きます

・魅力的な人ほど苦労をしています

・自分を高いステージに押し上げようとして本物に接する「背伸び」は、ビジネスでは必須

・経験を積むためには恥をかくことも必要

・空気を読む・・・あえて読まない選択をできるかどうか

・ホウレンソウを怠る人・・・ひとりよがりの結果になりがち

・30%の仕上がりで一度報告をして、方向性などを確認。期日2-3日前までに70%まで持っていく。この段階で上司の求めているっ最低限の要件を満たしておくことが大切です。そして、残りの日程でプラスアルファを想像し、完成度を高めていく

子どもの頃に大きな苦労をしたわけでもなく、反骨精神がそれほど強くもなかった私は、創業時、あえて自分を徹底的に追い込みました。それぐらいやらないと、成功しないとおもっていたからです。同じように、自分の原点を作りなおす作業には強い覚悟が必要だと思います。

・圧倒的な強いを持つまでは、弱みには目をつむり、徹底的に強みを伸ばすことを最優先する

・与えられた課題(仕事)に取り組んで成果を出すのは当たり前。大量の仕事をさばきつつ、クリエーティブな仕事をしてこそ、優秀なビジネスパーソン。

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あとがきにもあるように、すごく奇をてらった言葉が並べてあるのではなく、普通だけど本質的なことが書かれているのかなと。

基本に忠実になるべき今だからこそ、「普通のことだけど、実は忘れがちな大切なこと」を身につけるべきなんだと思う。

私自身も社長と同じように、子どもの頃に大きな苦労をした訳でもなく、反骨精神がそれほど強い訳ではない。けれども、自分でも何か達成できるんだと、自分自身に自信を持てるような女性になりたいと強く、強く想っている。ただ、思っているだけではやっぱりダメで、そうしたら立ち向かえるか考え行動することが非常に大事。

逃げそうになってた。

でも、逃げても何も生まれない。

自分の原点を作り直す作業に何が必要か、もう一度考えてみる。




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